経理の転職には資格も実務経験もあるとベスト
経理として転職をするためには簿記の資格を求められるのが一般的です。簿記は1級から3級まであります。1級が最も高い資格ですから、持っていると転職をしやすいという傾向はあるでしょう。ただ、必ずしも資格だけがあれば良いというものではありません。 なぜかというと、経理では実務のほうが優先されることがあるからです。例えば2級を取得すれば、商業簿記と工業簿記の両方を学ぶことはできるわけです。
しかし、実際に工業簿記を使わない会社もたくさんありますし、一度も経験したことがないという人もいるようです。2級を持っているからと言っても、必ずしも全てのシーンに対応できるわけではありません。持っている人であっても、業種によっては得意ではない分野もあるという事を知っておかなければなりません。
転職の募集では、条件として簿記2級となっていたとしても、業種を選んだほうが良いのです。 また、コンピュータがどこまで導入されているのかを把握しておくことも必要です。資格を持っていれば紙ベースで帳簿をつけていくことはできるでしょう。それとパソコンを使う事ができるというのは別のことです。面接ではこのようなことも把握しておく必要はあるのです。
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